ここ最近、スリランカで電気料金値上げの話題が熱く熱ーく世間を賑わせています。
スリランカの一般家庭の電気料金は世界でも高い方だとこの前新聞に載っていました。各国との比較で。
それなのにそれなのに、政府はさらなる値上げを決定しました。ひどーい。
国会でも喧々諤々の吠え合いで国会が一時中断となった日も。
そうそう、みんなでもっともっと反対しようよ、そうすれば値上げもなくなるよ。
まわりは井戸端会議で文句ガンガン言うのに結局は「政府がやるって言うからやるんだよ」と諦める。
まあね、そうですけどね。でも値上げ反対デモなんかもやっていました。
今回は結構揉めてどうなんだろうと思ったら、こうなりました。
1ヶ月の使用量が60kwh以下は変更なしです。
1ヶ月の使用量が180kwh以下は値上げ率低くします。
他は平均で20~40%位値上げです。
電気代にかかる燃料費は1ヶ月の使用量が60~180khwであれば25%安くなります。
えー、ほとんどの家庭って180kwh以上ですよー。
1ヶ月60kwhって蛍光灯だけしか使えないじゃん。
あんなに吼えてこれですか。
調べてみたら、日本の1ヶ月平均使用量は300kwhでした。
300kwhの電気代は約1万ルピー。日本円で7,500円ほど。
周りのスリランカ人に聞いてみました。「1ヶ月の電気使用量どれくらい?」
・180khwくらいかな(各部屋に扇風機・蛍光灯、冷蔵庫・テレビ)
・実家はヌワラエリヤで寒くて電気湯沸かしシャワーつけると200kwh以上いくかな。
皆さん口を揃えて言いました。「我が家はバッチリ値上げの対象です。」
それからまたケンケンガクガクと大騒ぎ?になって
「67kwhまでは60kwhと同じとします」
・・・しょぼい!
今もいろいろ新聞に載っているけどしょぼすぎるのでもう諦めました。
毎日何かしら値上げになっているこの国でも、一番頻度と値上げ率が高い電気代のお話でした。