ネコに何箇所も引っかかれたので、ちょっと心配になって狂犬病の注射をしてもらいに行きました。
まずは私立の病院へ。
『1本1万2千ルピーの注射を打ちます。最初は副作用が出るか観察するから1泊入院してください。費用はICUにはいったら8万ルピーかかります。どうする?今から入院する?』
わー。ボッタクリ王決定戦みたい。
ボッタクリ宿直医が専門医にスケジュール確認の電話しました。
専門医「そこまで深刻な症状じゃないから今は***を打って、明日国立総合病院で無料で注射を打ったらどうですか。」
なんて良心的なお医者さんもいるものだ。隣にいる守銭奴とは大違いだ。と即効家に帰って次の日国立総合病院(コロンボジェネラルホスピタル)に行きました。スリランカの国立病院は診察料も薬も無料です。
初めて行くんだよね国立病院て。野戦病院みたいらしいけどどうなんでしょう。ビクビク。
お手伝いさんには朝一番に行きなさいといわれた。なので午後5時頃行きました。終わりの時間近くならすいてるだろうと。
すいてたよ~。
ここが通用門です。科ごとに建物が違うから探すのに大変でした。正面口はもっと広かった。
古いがっしりした壁でした。
1864年に建てられたそうです。ちょうど150年前だ。日本が幕末のころですね。

車椅子とベッドはは鉄パイプでできていました。
この先にある予防注射室に行きました。

しかし通訳兼荷物持ちのメタボおっさん(旦那)がいなかったら絶対ここまで辿りつけなかった。
医師「ここにあるのは緊急の患者さん用だから、自分の分はオスサラ薬局で買ってきてください。」
病院のクーラーボックスまで貸してくれて、そういうことならとオスサラ政府系薬局で購入。私立病院で言われた金額よりかなり安かった。よかった。
昔オスサラで薬を買ったときのブログ記事
薬局Raja Osusala(オスサラ)痛み止めの薬を病院内の薬局でもらいました。無料だった。一般外来はまだまだ人がいっぱいいました。遠くから来ている人もいるらしい。
病院は、お金が払えるなら私立病院に行くことをおすすめします。今回はあまりにも注射代が高かったのと、緊急性が低く、通訳さん(メタボ)がすべてやってくれたからなんとかいけました。
注射打つだけで別の窓口に行ってエントリーシートに記入して何十ルピーか払うんだよ。それでまた先生の部屋に戻るの。薬局も別の場所だし。歩く時間が多かった。
なんとか終わってまた通用口からでます。ゴキブリさんも見送りに来てくれました。
案内板にはスリランカの公用語シンハラ語、タミル語、英語が書いてあります。
Dressing Roomは応急処置室のようなところだそうです。
通用口の手前にはこんな部屋も。

霊安室ですよ~。死体安置所ですよ~。
入院部屋は何十人も入る大部屋でベッドが足りない時は2人で共有することもあるそうです。
コロンボジェネラルホスピタルの診察時間はホームページでチェックできます。
http://www.nationalhospital.lk/clinics.php私が行ったのはRabis Treatment Unitで土日もポヤデーも診察しますと書いてあるけど、基本的にはどこも平日の6時まででした。