2018年5月15日火曜日

おマダムといったらハイティー


スリランカは紅茶大国です。そんで英国の植民地でもありましたから今でもホテルやカフェではアフタヌーンティーなどサービスしています。

あ、スリランカではハイティーです。アフタヌーンティーではありません。
違いは開始時間と食事の種類らしいですが、そこまでこだわる国民ではないので、サンドイッチやスコーン式のところもあれば、肉魚料理まで出すところもあります。

パオちゃんにハイティー誘われたので、にわかマダムになって行ってきましたよ~。
ハイティーは4段重ねの皿が出るらしい。パオちゃん曰く、オープンしたばかりだからお値段も安いよ!値上がりする前にいっとこ!
おほほ~。うふふ~。

場所はシャングリラホテル!
わーお!

ガラス張りで開放感あふれるロビーです。目の前のビーチ目を埋め立てる工事してるので景観はあまり良くないですが、あまり気にならない。
埋め立てたら目の前のビーチがなくなるんだなー。それも残念。

ロビーの奥にあるコーヒーショップでハイティーです。
ハイティーメニューは午後3時からです。

ウェイターさん「スリランカメニューと洋風メニューのどちらにしますか?」
メモ&パオ「え~。どうしよう~。」
ウェイターさん「スリランカメニューはスリランカのスナックで、奥様方にはスリランカメニューはちょっと独特で辛いかもしれませんね。」
メモ&パオ「ん~では、洋風いただくわ。」
ウェイターさん「かしこまりました」

ん~、では洋風いただくわ、なんてカッコつけて言っちゃった。内心(高い金払ってコキスやフィッシュパンとか誰がローカルスナック食べるものか。)と絶対洋風に決めてたけどおマダムっぽかったかしら。おほほ~。

メモ子は紅茶、パオちゃんはコーヒー。



紅茶はポットに入ってきました。さすが。コーヒーはカプチーノぽかった。


はいっ、ハイティーざますー。これで2人分です。スコーンもついてます。




食べ放題ハイティーするところもあるけど、ここはアラカルト式でこれだけ。
でもお腹いっぱい。。おマダムのお腹はお上品なんざます。マカロン立ってるし!


その日は国際会議でもあったのかロビーはかなり混んでいました。ホテルオープンして1年くらいなのにすでに人気ホテルらしいです。海岸近くで部屋からの景色もいいのでしょう。


これで二人で税込み2500ルピーです。予約時二人で1900ルピーと税金ですって言われますが、この税金がクソ高い。VATとかサービス税とかで30%もします。これスリランカの料金マジックですから皆さんお気を付けください。

そんなこんなで二人でまったりしていたら突然パオちゃんが、
「メモ子ちゃん見て!すごい!」

なんだアレー。ものすごい高いハイティー皿タワーが隣の席に運ばれてきた。
7段くらいありそうな。私の身長より高い!スリランカメニューらしいです。ちょろっと見たところやっぱりフィッシュバンとか揚げ物とかフルーツでした。


あ!肝心なことを!美味しかったです! 飲み物お替り自由でした!




2018年5月10日木曜日

今年のウェサックはレアな年だって。

スリランカでは満月の日(ポヤデー)が休日になるのです。毎月1回(まれに2回)ですね。ポヤデーは寺にお祈りに行ったりする仏教の日です。ヒンズー教やイスラム教はポヤデーは祝わないそうです。

ポヤデーは酒類と肉類の販売はしないので皆さん気を付けてください。レストランでは肉は提供されますが酒はご法度です。

5月のポヤデーはウェサックポヤデーといって特別なのですが、今年はちょっと休日間違っちゃった?みたいな4,5月でしたね。
シンハラ・タミル正月は毎年同じく4月13,14日でしょ。で2週間後にウェサック(5月のポヤデー)なのね。
しかも4月29日っていうね。

でもウェサックはスリランカ正月後の最初のポヤデーということで、今年は100年に1度あるかないかのレアなウェサックポヤデーなんだって。そーなんだー。

毎年ウェサックポヤデーは巨大芸術提灯(クードゥー)とか無料屋台なんかが出て賑やかなんだけど、今年はさっぱりです。多分正月のすぐあとだったからウェサックの準備が出来なかったのでしょうね。

ホント静かで爆竹もお祭りの爆音もなかったです。

そうそう、ウェサックのお祭りにはトラナという巨大仏教装飾をつくるんだよ。
これはコロンボの仏教施設の駐車場にありました。私が見たときは、スピーカーからお経みたいな音楽が流れてるほかは何もなく、だれも気に留めないさみしいトラナでした。目の前に車止めてあったし。




道路は天の川?的な装飾。





2018年5月6日日曜日

息子が強制入寮させられた!

息子がスポーツ省の寮に強制入寮!


南アジア陸上大会出場がきまり、よかったねえ、じゃあ、体調整えて、とか思っていた矢先。
夜に息子の携帯にスポーツ省の寮から電話がかかってきて「なんで来ないの」。

なにそれ、どういうこと?そんなん知らんやん、だれも連絡してへんがな、とわたしは心の中で思いっきり大阪弁でつっこみましたが、そこはスリランカ。来ないほうが不思議という感じ。
なぜ入寮しないといけないのか、何日間なのか、とかいう情報はゼロ。

次の日、6時にスタジアムで練習というので、まあそれには行ったほうがいいね、ということで、行ったら、練習終わってそのまま寮に入れられました。
スケジュールはやっぱり良くわからないけど、特別の練習があるわけでもないようなので、寮からうちまでは車で5〜10分だし、ウチから朝夕の練習に通ってもいいよね、というダンナの交渉はみごと却下。
チームスピリットが大事!と入れられてしまいました。強制入寮!

スポーツ省の職員なのか、コーチなのか、学校のコーチなのか、よくわからないけど、かなり政治的な世界。息子は学校や省のコーチではなく、スポーツ省に派遣されているガーナ人コーチについて練習しているのを、よく思っていない人たちがいるみたいなんだよね。なんとな〜く、ハミゴにされている感じがある。入寮の連絡がこなかったのもそのせいか?

選手が国際大会に行く時はコーチがついて行くんだけど、コーチはこの特権が大好き。自分の選手をなんとか国際大会に入れようとするコーチがおるのだ。それがうまく行かなくなると他の選手が国際大会に行くのを良く思わないって感じ。ジェラシーなのだ!スリランカ社会にはまだまだオソロシイことがあるんだよね・・。日本でもそういうもんなのかなあ。

今回も、南アジア大会の代表選考が終わって2日後「明日もう一度選考やりますから来て」って連絡がきた。「なんやそれ」とおもったら、どうやら選手のひとりが「うまくいかなかった」ということでやり直しになったらしい。そんなん不公平やん!それは誰! スポーツで!ありえへん!
しかし権力は逆らえないので息子はもう一回飛んで来ました(高飛びなのだ)。
やり直しの結果は元の通りだったよ。HaHaHa。ざまあみろ〜。

寮は3食カレー、友達もいないし、パイプベッドは身長がおさまらず足が出るし、WiFiもなくてたいくつ〜!!と初日と二日目はしょんぼり。しかし、家ではまったくやる気のなさに満ちている息子も、どこかに適応力があるようだ。選手のなかではほぼ最年少。先輩にやさしくしてもらって、だんだんと慣れて来たみたい。だんだんと元気になってきたよ。先輩ありがとう!

結局、南アジア大会では2等賞をもらって、まあよかったよかった。入寮もいい経験になったかも。しかし!大会の前日、寮の電気と水が12時間以上止まるというハプニング。このど暑い中、扇風機がまわらず、シャワーも浴びられないとなると、地獄のアセアセ大会ということが容易に想像がつく。ましてやスポーツ選手。

どうやらこれも政治的な背景が。
寮のマネジャーが評判悪いとマスコミに叩かれたことについて、マスコミ反対の署名レターを選手を騙して作ったことがマスコミや省にバレたせいで、寮の水と電気を止めた、のか、止まったのに対処しなかったのか・・。そんな問題らしい。結局、新任の省大臣が、その不手際を理由にDGを更迭したらしい。マネージャーはどうなったのか??はれやれ。

もっとまっすぐに選手を育てられないのか!大人しっかりせい!


メモ子 村人になりました。