うちには住み込みのお手伝いさんがいます。
なんて書くと、おマダムじゃん!とか優雅な暮らししてるわねとか思われがちですが
スリランカのお手伝いさんの内情をご存知の人達には、大変じゃない?何壊された?って聞かれるかも。
スリランカのお手伝いさんについて
さて、我が家のお手伝いさんは60代パワフルおばあちゃんです。
もう10年近くも住み込みでいてもらっています。
ブログネタも豊富に提供してくれるこのお手伝いさんが、今回の主役です。
10月の2週間だけで、彼女は3回もやらかしました。
まず、休暇中に実家の木に登り、落ちて軽い脳震盪をおこした。
60代半ばが木に登って果物をとるなんて、60歳の猿でも躊躇するんじゃないか。
息子が駆けつけて何とかしたらしいけど(病院には行かなかった)。
そして休暇が終わり、我が家で洗濯を取り込むとき、落ちた洗濯物を拾おうとしてバルコニーから落ちそうになった。腕力がなかったら今頃どうなっていたか。
発見時は、やじろべえ状態だったそう。
メタボおっさん(私の太った旦那)曰く、遠くから「タスケテェ~、ってか細い悲鳴が聞こえて駆けつけたら、お手伝いさんが逆さまになってた。」そうです。
あれほど、ベランダの塀じゃなくて物干しスタンドに干すよう言ってるのに!!
落ちた洗濯物を1階まで拾いに行くのが面倒でこんな惨事になっちゃったんだよ。1階の大家さんも隣家のおばさんにも目撃されて、助かったから赤っ恥ですんだけど、落っこちてたら死んでたよ...。
そして3つ目は
コンロのガスが漏れてたのに火をつけようとした!!!
これやばいです!!
なんかガス臭いと思ってみたらコンロからで、急いで消してお手伝いさんに注意したら、
「ガス出てないでしょ、火止まってるでしょ」とカチッと火をつけようとした!
注意されるとムキになって否定する人なのですね。
メタボ&私 「やめれ~!!おい!!」
お手伝いさん「お湯沸かしていて火を弱めたんだもん」
見ればわかるよそんなこと...。
このあたりから、(もうこの人、引退時かな)と思っていましたが。絶対気を付ける、火を弱めるときはちゃんとコンロの火を見ながら弱めることと教えて(なんで今更こんなことを...)、電気湯沸かしポットを買うことにしました。
お手伝いさんの実家ではちょっと前まではガスコンロはなく、焚き木を使っていたんだよ。
この後、メタボおっさんは意味深なことばかり言って、お手伝いさんは必要以上に怖がり始めたから、もしやこの二人の間になにか秘密ごとがあるのか、もしやフリ、、、と私まで疑惑の目を二人に向け(腰抜かすほどの年齢差だけど)、険悪な空気がモヤヤ~ンとしていました。
メタボおっさんがコッソリ教えてくれたのは、
やじろべえ事件の数時間前、お手伝いさんの妹からメタボおっさんに電話があり、
「うちのお姉ちゃん(お手伝いさん)、今月はかなり運勢悪くて、災難続きらしいのね。喧嘩して殴られるとか事故にあうかもしれないから、気を付けてあげてください。お姉ちゃんには忠告したんだけど信じてないから、旦那さんに電話しました。お姉ちゃんには内緒ね。」と。なーんだ。
妹よ、大当たりだよ!お姉ちゃんはドンピシャで事故3件、そして私と毎日のように言い争いしてクビの危機でっせ!!
お手伝いさんは、休暇から帰ってきてから大きな地声がさらに大きくなり、私が耳をふさいだことほぼ毎日。
ちょうどそのころ、彼女の敬愛する前大統領マヒンダ君が突然新首相に指名されたのもあり、興奮状態が続いていたのもあるでしょうか。マヒンダ君のパワーがお手伝いさんに乗り移っってしまったように攻撃的になってました。コワコワ。
それにしても占いここまで当たってるとは、、。
悪運の時期が過ぎたのか、今は打って変わって仕事熱心な人になってしまいました。
今朝は雨が降ってるのにバルコニーの掃除してた。靴も洗い始めてた。
新聞買いに行っても「生きて帰ってこれた~」と言いながら帰ってきます。
ネタをいっぱい持つお手伝いさんからいろんな意味で当分目が離せません。
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