前回、スリランカに全力で馴染もうと思ったらハリハリ~のクビ振り頑張ると書きました。
ハリハリ~のクビ振りってなんぞや?
あれよ、 あれあれ、インド人が指で輪っか作りながら首振る踊りだよ~。あれの応用編。
ボディーランゲージでもあの首振り生きてます。インド人もスリランカ人も多分パキスタン人もあの辺りの人達共通の仕草です。
あのね、このハリハリ首振りって使用頻度高いよ。でも結構難しいし、ハリハリに隠された意味を読み取るのが難儀よね。
しかし!これが理解できるとスリランカでのストレス負担がズコーと減ると思います。
私たちには馴染みがないから「それってイエスなの?ノーなの?はっきりしてよ。」ってイラくけど、彼らにとってはれっきとした表現の1つなので、これ以外で表現する術はないのである(多分)。
日本ではクビを縦に振るとイエス、横に振るとノーの2種類だけですが、ハリハリは容認とか了解として使っている(ようです)。ウ~ンと首を傾げる仕草に似てるから「分かんないの?」って聞くと相手が混乱します。
はっきり言えないイエスって感じで「いいよそれで」みたいなのかなあ。ウェイターさんや店の売り子さんも使ってたから「承知しましたぁ。」という意味もあるのでしょうか。オーケーわかった大丈夫ですね。
このハリハリ首振りはただ横に振って(ちょいと首を傾ける)もダメらしい。
なんとなーく顔の前で∞の字を書くようにフリフリします。
首の付根をしっかり固定させて上部はゆるやか~に赤ベコのようにね。
そして振る回数は最大2回までです。
…え、ワカンナイ?
んー。私も書いてて分かんなくなってきた。
自分で出来ないから人のを見て観察してるんだ。
上級者(スリランカ人)は小刻みに1回コキッと振ります。
これができたらスリランカ検定1級実技合格!(そんなのないけど)
で!わたしは長年の観察記録から大きな発見をしたのでございます!
(ウソ、たまに見てただけ)
スリランカ人がハリハリするとき、彼らは目が半分下むいてたり視線を外してたヨ。目ヂカラバチー!っとハリハリするのは目上の人が嬉しい頼みごとをして来た時くらいで滅多にない。
スリランカってある意味日本よりもはっきりしてない時あります。意見をズバッと言ってくれないとか、こちらに心の中を読ませるとか。お客さんが来た時、メタボおっさん(旦那)に「ご飯食べてかない?」と断られてもその後1回はまた勧めるようにとアドバイスされました。昔の日本と同じ?
以前よくお客さんには、お茶入れようか?あ、喉乾いてないの?そうですかー。で終わってたんだけど、いらないって断わられた後お手伝いさんが運んできたお茶をそのお客さんが飲んでて「うぬゥ~!私の茶が飲めぬというのかあ!」と怒ってたのが、本当はもっとしつこく勧めていればよかっただけと気づいたのです。今は何も聞かずに茶を出します。
話がそれてしまいました。
家でお手伝いさんや会社で部下に頼みごとをする時や確認する時、相手が首を赤ベコようのようにフリフリ無限大したら、出来るよとか、ハイ分かりましたって言う意味です。否定刑でも疑問形でもないです。
今度ハリハリしている人がいたら目が虚ろっぽいか観察してみてください。
「冷凍コロッケ作り置きしといてね」って頼んだら、うちのお手伝いさんは虚ろなハリハリだったよ!「りょうか~ぃ..」って。
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