2020年4月17日金曜日

外出禁止令と生活

スリランカの外出禁止令29日目になりました。ヒィ~。
電気と水などのライフラインはつながっているのが救いです。この時期断水や停電が多いから。

4月13日はスリランカのシンハラ・タミル正月で、元日よりも盛大にお祝いするのですが、今年は大自粛(というか何もできない)で普段の日と変わらずでした。

外出禁止令が敷かれている国が多いですが、ここスリランカは外国と比べさらに厳しい条件の禁止令です。
外出一切禁止!最低必需品の買い出しもダメ、散歩もダメ、出勤もダメ、とにかく家から一歩も出ちゃダメ。

食料、日用品はどうやって調達すんのと聞かれますが、
①電話やメールやオンラインオーダーで注文して自宅に配達。
 これがまたつながりにくいのよね。電話オーダーはほぼ通話中か切れてる。
 その前にどの店が何を売ってるのか分からない。どの店もネット注文システムを持たなかったり(スーパーでも)とか今までネットショップ利用者が少なくてのんびりやってたので、3月はカオスでした。支払いは現金。
 宅配注文情報はほぼ100%フェイスブックでした。注文は個別にメッセージでやり取りするからパンク状態でお客さんの不満爆発。
 今は改善してるのかな。

②家の前の道に品物を積んだトラックやトゥクトゥクから買う。
 遠くから「野菜~、やさ~い」という掛け声を聞き買いに行く。袋詰め(一袋1000ルピー)してあるので選べない。最近ばら売りしてくれるようになった。昼間はバルコニー近くで聞き逃さないよう細心の注意を払う。支払いは現金だけ。
今まで来たのは、野菜、果物、卵、パン、鶏肉、乳製品。
なんだかどれも安い。卵なんて1パック150ルピーだった。廃棄処分にするなら安く売っとこうってことかな。

③ウーバーEatsとかPickMeのアプリ
 タクシーアプリのフード配達です。今まではレストランのメニューだったのですが外出禁止令が出てからは食料品や日用品の配達になり、最近はカフェやレストランメニューも数店復活しました。
 カード払いができるので私はほぼこれで注文してます。

カーギルスとかキールスの大型スーパーでさえ最初はオンライン注文できなかったんだよ。今も品揃えはあまりないけど。

あとは、スーパーマーケットの地域担当者にワッツアップ(ラインみたいな通話アプリ)メッセージで注文リストを送って注文したんだけど、単3電池6本くらいって書いたら、4本で800ルピーのが2セット届いた。いつもは4本で200ルピー位の買ってたからそれくらいの値段だろうと思ってたよ。お店のせいじゃないし、まぁ仕方ないよねと諦めました。

手持ちの現金が少なくなったなと感じた頃に銀行の移動ATMがやって来ました!
助かった~。







入る前に手を消毒します。
でもATMがやってきたのはこの1回だけ。本当に困ったときは歩いて銀行に行っていいらしいけど。。


それにしてもみんなよく外に出ないで1か月過ごせるなぁと思ってます。自分も含めて。
なんか慣れてきちゃうと外出禁止令が解けた後、外に出る方が怖くなったりするかな。

こんな時病気になったりしないよう気を付けていますが、万が一病院に行きたいときは交通手段があるなら外出禁止令でも病院に行けますが、ないときは直接病院に電話して相談するしかないと思います。タクシーも休業してるし。

感染者数は4月16日までで238人。クラスター感染が発見された場所は付近が道路閉鎖になってます。
感染数は段々少なくなってもゼロの日もあるので、もうちょっとの辛抱、かな。ガンバロウスリランカ。
電化製品達よ、それまで壊れないでね~。
一番暑い季節なのよ~。エアコンと冷蔵庫ガンバレ。

4週間も家にこもってると鬱っぽくなりそうです。我が家のかしまし2人組(スリランカ人旦那&パワフルお手伝いさん)のおかげでなんとかワイワイやってます。

でもスリランカでは国民への補償なにも報道されていません。たぶんゼロでしょう。





1 件のコメント:

  1. いつも拝見しています。好きなスリランカがとても近く感じられます。コロナ禍で大変ですががんばりましょう。

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