2013年4月28日日曜日

シンハラ・タミル正月に村レストランへ行ってきたよ



数週間前のシンハラ・タミル正月にレストランに行ってきましたー。

コロンボのシナモングランドっていう高級ホテルの裏にある、スリランカの田舎を忠実に再現したレストランです。nuga_gamaヌガガマっていう名前のレストランです。
ヌガはバーミヤンツリー、ガマは村っていう意味です。だからバーミヤンツリー村。
このレストランの真ん中に大きな樹齢200年以上のバーミヤンツリーがあって、木陰で食事を楽しめるようになっています。
さぁ。中に入ろう!ホテル内とは思えない小道を進む。niga_gama_entrance雑貨店もあります。
nuga_gama

食事は勿論スリランカのガメキャーマ(田舎の料理)です。
土と木で作ったおうちの軒先でお料理をよそいます。薪や土鍋もあるよ。
nuga-gamanuga_gamanuga_gamaおーぅ。辛そう。トマトカレーとか初めて見た。メニュー札がココナツの殻に刺さっていて可愛い。nuga_gama唐辛子を石で挽いています。nuga_gamaオムレツ作ってくれるお姉さん達。

nuga_gama
nuga_gama盛り付けすぎてご飯が見えない・・・。

食後の紅茶も昔のようにグラスに鉄瓶からついでくれました。
ウェイターさんのお腹もまさにスリランカの田舎のオジサンを再現しています。こういう体型の人を雇ったんだろうか。nuga_gama
離れの部屋ではおじさんが本気で熟睡していました。演出じゃなく。満腹になったお客かな。まさか警備員さんじゃないよね。nuga_gama
正月なのでこのバーミヤンツリーの下でプージャー(祈祷)です。nuga_gama
お味の方は、ヒーヒーするほど辛くなかったです。手洗いも柄杓で洗うんだよ。
奥には牛や鶏がいました。

nuga_gama

2013年4月18日木曜日

ヘアスタイルとヒゲスタイル



用事があってコロンボの道をスリーウィーラーでトゥクトゥク~と走っていたらcolombo_road
ある看板に遭遇。

hair_style
スリランカの美容院の看板です。
スリランカの美容院ってこんな看板が多くないですか?髪型よりも妖しい美男美女の写真が微笑んでいるの。
この女の人は「妖しいわぁ~」って感じだけど、男の子が日本のメンズヘアぽくって目を引きました。こういう男の子ってスリランカにいるのかな。
え?日本の方がかっこいいい髪型だ?もちろんです。

で、何が言いたいのかというと、その看板見て、
スリランカのヒゲ人口が激減した!そう思いませんか、在スリランカの皆様!
と思ったのです。

ちょっと前までは口ひげは男の勲章!だと
スリランカの歌手ロニーさんや
ronnie_Leach
今の大統領のような口ひげメンが多くなかったですか?M_rajap

個人的には口ひげない方がさっぱりしていいと思います。

2013年4月14日日曜日

シーギリヤロックに登るとき



スリランカの観光地でも人気のあるシーギリヤロック。
sigiriya
巨大岩の上に建てられた王宮跡です。昔の王様が弟の逆襲を恐れて作った王宮。
大昔にそんな無理難題を実行してしまった王様。あんなに頑張ったのに結局は弟に殺されてしまった王様・・・。
労働者から「わしらの苦労はなんだったのヨヨヨ」って恨まれただろう、絶対。

今まで2回シーギリヤロックに登ったんだけど、ガイドさんや現地の人から教えてもらった注意点を書いていこうと思います。

その1 登頂は早朝がベスト。
門が開くのは8時と書いてありましたが、7時頃行っても入れました。朝はまだ涼しさが残っていてそして人も少なくゆっくり上れます。シーギリヤロック頂上は木陰がありません。お昼頃は日差しが強く、強風も吹いて飛ばされないようにするので精一杯です。

その2 必需品
帽子、タオル、ミネラルウォーターは持っていったほうがいいです。日差しが強く汗をかいて喉が渇くからです。岩の入口から上は、売店なんていう気の利いたのはないのです。ちなみにトイレもないので近くのシーギリヤ博物館の中にあるトイレでサッサと済ませていきましょう。靴は普通の運動靴で十分です。サンダル履きで登るスリランカ人もいます。

その3 ハチに気を付けよう
岩の頂上付近、ライオンの足があるところから上に大きい蜂の巣があります。ハチの習性で1匹が偵察係になって蜂の巣付近をブーンブーンと監視しているのです。たまに体に近づいてきますがこれは「コイツは怪しい人物なのかな」と確かめているので、その時はじっと動かずにいるか、無視してゆっくり歩きます。1分くらいすると「異常なしっ」と判断され、ハチは別の人間を偵察しに飛んで行ってしまいます。
ここで、シッシッとハチを攻撃したり、大声出したり、最悪そのハチを殺してしまうと、タスケテテレパシーを受けた仲間の一斉攻撃をくらいます。おーこわ。
ライオンの足がある場所には、ハチが騒ぎ出した時の避難用の場所があります。網で囲まれているのでハチは入ってこれません。
強い香水も避けたほうがいいです。ガイドさんによるとハチは大声を出さないで無視していればOK。朝はハチもいません。

その4 サルが狙っている
ハチと同じくらい、イヤそれ以上に厄介なのがサル。
monkey

ヤツら、いえ、彼らは私達の食料を狙ってこんなふうに木の上から目を光らせています。危険地帯はズバリ、入場ゲートを入ってすぐ。ここで止まってガイドさんの説明を聞いているその隙にビスケットなんかをかすめていくのです。食べ物をバッグの外ポケットに入れたり、ちょっと横に置いて荷物の整理をなんて時も狙われているんです~。
私は2回被害に遭いました。うぅぅ。
しかも奴らはクリームサンドビスケットをパカと割ってクリームだけ舐めてビスケットはポイと捨てているんです。なんと舌の肥えている奴らよ・・・。
盗ったからには最後までちゃんと食べてくれよーと見ていたら、グルメなのはボスザルで、子分は落ちたビスケットを食べていました。
シーギーリヤロックだけなくホテルにいるサルもあなどれません。部屋の窓を開けているとサルが飛び込んできて、果物を盗んでいくかもしれません。
怖かったけど悔しかったー!買ったばかりの歯磨き粉まで取られたし。キィィー!

その5 トイレ
その2でも書きましたがシーギリヤロックに登る途中トイレはありません。駐車場にある博物館のトイレが一番綺麗です。

その6 携帯電話
シーギリヤロックの頂上からでも携帯の電波が届きます。この素晴らしさを誰かに伝えたい!と電話できます。

こんな情報役に立つのかなと思いましたが、”いつか誰かの役に立つかもしれない情報ブログ”なので載せてみました。

2013年4月11日木曜日

スリランカに住み始めると起こる症状


スリランカに住んで1ヶ月位経つと出てきた体の症状をまとめてみました。
自分だけかと思っていたら結構同じ症状の人がいたので、日本人がなりやすいのかな。


1. お腹を壊す、慢性的に。
スリランカ料理は唐辛子たっぷり入れて、舌をヒーヒーハーハーして食べるのが一番と言われますが、繊細な日本人のお腹はビックリしてドッキリしちゃうのでしょう。
スリランカカレーはインドカレーより辛いと断言できます。この辛さはインド人もビックリのはずです。
ピザハットでもケンタッキー(ここではKFCとよばれる)でも天下のマックでも必ずメニューにはスパイシー○○があります。それが期待を裏切らないスパイシーさ。


スリランカ 暑くて 辛くて 泣いちゃうよ


便秘でお悩みの方は是非スリランカにお越し下さい。


2. 肌に湿疹ができる。
スリランカに住んでしばらくすると紅いプツプツが足や手、腕に出てきました。
お腹と同じよう
に高温多湿の気候に肌がビックリするみたいです。
私は医者に見せたらパイナップルが原因ですと言われました。食べてないのにさぁ。
しばらくしたらなくなりました。


3. 精神的にクル
定期的にやってきますよね。
これはもうどうすればいいかさっぱりわかりません。


3. の精神的にクル、が一番厄介だったりします。

2013年4月9日火曜日

ホテルデピラウ



ホテルなのにホテルじゃないの、で、老舗で現在もスリランカ人の飲兵衛に愛されているホテルデピラウに行ってきました。hotel_de_pi;awoospilawoos
ゴールロード沿いにあります。
飲んだあとにホテルデピラウでコットゥロティを食べるのがツウなのか、夜中でも結構賑わっています。
ここが有名なのは、ズバリ、コットゥロティの量と味。
コットゥロティというのは、スリランカ版ナンを小さく刻んで野菜や肉と混ぜ合わせた鉄板焼きです。kotturotti
こういうスケッパーみたいなのを両手に持って、鉄板の上でガンガンゴーンと威勢良く切っては混ぜていきます。
scraper途中でいろいろなスパイス粉を振りかけ、またガンゴンガンゴン切り混ぜます。
たまに気分が乗ると、音楽に乗ってドラムを叩くようにガンゴンするお兄さんもいます。making_kottuで、注文してみましたよ。チキンとチーズのコットゥロティ。
普通のプロセスチーズを使っていました。
これで一人前です。1kgはあるんじゃないの。ふ、ふたが閉まらない・・・kottu
辛くしないでくださいって言ったら、唐辛子は入れなかったけど、代わりに塩と胡椒をバッサバッサと入れていました・・・。

お味の方は・・・鶏肉なのか魚なのか、何食べてるんだか分からない辛さでしたが、おつまみとしてビールに合いそうです。
お値段は400ルピーでおつりが来たくらい安い。すみません正確な金額は覚えていません。
スリランカの男の人はお酒を飲んだあと、これをガッツリ食べるのかぁ。
だからあんなにお腹が出・・・・・

これは刻んだ肉とソースとレタスをロティで巻いたシャワルマという巻き巻きロティ。shawalma
カレーもあったよ。pilawoos「料理してるところとっちゃダメ」って警戒されちゃった。いろいろ質問したから「敵店の偵察か!?って」怪しまれたかな。トホホ。

2013年4月8日月曜日

ホテルなのに泊まれないの、そんなホテルがあるんです。

スリランカの道路沿いでは庶民派レストランや庶民派カフェで見かけます。
○○HOTEL って看板の。

へぇー、スリランカってホテルが多いんだー。こんな田舎でもホテルがあるんだー。
と感心していましたが、実は本当のホテルじゃないんです。
あれー?
昔はスリランカの食堂は「ホテル」って呼ばれていたらしいです。1階はカレーやスナックや紅茶のあるレストランです。大きいホテルだと上階はとりあえず寝られそうなベッドが並ぶところもあります。
アルコール類はおいていません。(こっちの若者は酔うと喧嘩するしね)

有名どころではHotel de Buhari(ブハリホテル)、Hotel de Pilawoos(ピラウホテル)、 Majestic Hotel(マジェスティックホテル)。皆さん老舗の食い処ですが食べるだけで泊まれません。
Hotel de っていうところはオランダかポルトガル語のようなのでその植民時代に建てられたのだろうか、マジェスティックっていうからにはイギリス植民地時代にできたのかなー。と勝手に想像しちゃいました。


ホテルだけじゃありません。
もう数少なくなりましたが、昔からのカフェ兼食料品店は、Milk Bar(ミルクバー)と呼ばれていたんですって。
可愛らしい名前じゃありませんか。ミルクバーで紅茶を飲んでビスケットを食べる、これが昔のスリランカ人のティータイムなのかな。


そして、これも。
ワインが入っていないのにワインビスケット。
wine_biscuit

謎です。

2013年4月7日日曜日

犠牲者を忘れない道路アート


2008年に約30年間続いた内戦が終わり、スリランカにも平和がやってきました。
一番変わったのは「安心して道を歩けるようになったこと」かな、やっぱり。


車に乗っていて、渋滞でとなりに止まっているバスが爆発したらどうしよう、
道のチェックポイントで銃を持った兵士が誤って引き金引いたらどうしよう、
なーんて心配もなくなりました。


でもその内戦中に多くの命が奪われたこと、忘れないようにしたいです。
コロンボ市内を歩いていたら、こんなカラフルな道路のアートに遭遇しました。
road_art


これは、この場所で暗殺された政治家を偲んで描かれたアートです。
もう10年以上も前のことなのに「ここで亡くなった人を忘れない、戦争を忘れない」というメッセージがこめられているんだろう。
road_art


道の向こう側に銀色の記念碑もたっています。
roadart


暗殺された政治家はタミル人です。テロ組織も同じタミル人なのに。
この人は戦争反対派だったので、テロの標的になっていたそうです。
Neelan Tiruchelvam


 

2013年4月6日土曜日

はじめまして。


すりらんか まみむメモ
はじめまして。スリランカについてのブログを始めました。

まだまだマイナーな国ですが、マイナーなりに面白いところを見つけてみたいと思います。

ブログの他にも、スリランカ情報ページを作りました。この情報ページはインターネットや、イエローページ、新聞雑誌などで独自に調べたものです。
旅行される方や住む予定のある方、スリランカのことを調べている方に少しでもお役に立てれば嬉しいです。
スリランカ情報ページはホームページの上にあるナビゲーションバーから各カテゴリーに分かれています。
※現在情報ページはありません。

ブログはホームページのトップにどかんと載せています。過去の記事はサイドバーからご覧いただけます。
タイトルにもあるように、スリランカで起こった出来事や、見たり聞いたりした情報の中から、ムムゥこれは使えると思ったものを書き留めていたメモを記事にしました。
スリランカで暮らしているとなんでなんで?と沢山の疑問がわいてきます。なんでなんでこうなるの?と近くを歩くスリランカ人に詰め寄りたくなるディープな疑問から、くっだらなーいと言われそうな疑問まで、すこしはスリランカのことが理解できるように時々スリランカ人にアンケートを取ったりもします。

ブログや情報は主にコロンボを中心に書いています。
筆者の主観や個人的感情なんかが時々チラチラ見え隠れしますが、個人ブログなので大目に見てやってください。

いつまで続くかわかりませんがよろしくお願いします。
では、メモを持って次のネタ探しにいってきまーす。

メモ子 村人になりました。