スリランカの観光地でも人気のあるシーギリヤロック。

巨大岩の上に建てられた王宮跡です。昔の王様が弟の逆襲を恐れて作った王宮。
大昔にそんな無理難題を実行してしまった王様。あんなに頑張ったのに結局は弟に殺されてしまった王様・・・。
労働者から「わしらの苦労はなんだったのヨヨヨ」って恨まれただろう、絶対。
今まで2回シーギリヤロックに登ったんだけど、ガイドさんや現地の人から教えてもらった注意点を書いていこうと思います。
その1 登頂は早朝がベスト。門が開くのは8時と書いてありましたが、7時頃行っても入れました。朝はまだ涼しさが残っていてそして人も少なくゆっくり上れます。シーギリヤロック頂上は木陰がありません。お昼頃は日差しが強く、強風も吹いて飛ばされないようにするので精一杯です。
その2 必需品帽子、タオル、ミネラルウォーターは持っていったほうがいいです。日差しが強く汗をかいて喉が渇くからです。岩の入口から上は、売店なんていう気の利いたのはないのです。ちなみにトイレもないので近くのシーギリヤ博物館の中にあるトイレでサッサと済ませていきましょう。靴は普通の運動靴で十分です。サンダル履きで登るスリランカ人もいます。
その3 ハチに気を付けよう岩の頂上付近、ライオンの足があるところから上に大きい蜂の巣があります。ハチの習性で1匹が偵察係になって蜂の巣付近をブーンブーンと監視しているのです。たまに体に近づいてきますがこれは「コイツは怪しい人物なのかな」と確かめているので、その時はじっと動かずにいるか、無視してゆっくり歩きます。1分くらいすると「異常なしっ」と判断され、ハチは別の人間を偵察しに飛んで行ってしまいます。
ここで、シッシッとハチを攻撃したり、大声出したり、最悪そのハチを殺してしまうと、タスケテテレパシーを受けた仲間の一斉攻撃をくらいます。おーこわ。
ライオンの足がある場所には、ハチが騒ぎ出した時の避難用の場所があります。網で囲まれているのでハチは入ってこれません。
強い香水も避けたほうがいいです。ガイドさんによるとハチは大声を出さないで無視していればOK。朝はハチもいません。
その4 サルが狙っているハチと同じくらい、イヤそれ以上に厄介なのがサル。

ヤツら、いえ、彼らは私達の食料を狙ってこんなふうに木の上から目を光らせています。危険地帯はズバリ、入場ゲートを入ってすぐ。ここで止まってガイドさんの説明を聞いているその隙にビスケットなんかをかすめていくのです。食べ物をバッグの外ポケットに入れたり、ちょっと横に置いて荷物の整理をなんて時も狙われているんです~。
私は2回被害に遭いました。うぅぅ。
しかも奴らはクリームサンドビスケットをパカと割ってクリームだけ舐めてビスケットはポイと捨てているんです。なんと舌の肥えている奴らよ・・・。
盗ったからには最後までちゃんと食べてくれよーと見ていたら、グルメなのはボスザルで、子分は落ちたビスケットを食べていました。
シーギーリヤロックだけなくホテルにいるサルもあなどれません。部屋の窓を開けているとサルが飛び込んできて、果物を盗んでいくかもしれません。
怖かったけど悔しかったー!買ったばかりの歯磨き粉まで取られたし。キィィー!
その5 トイレその2でも書きましたがシーギリヤロックに登る途中トイレはありません。駐車場にある博物館のトイレが一番綺麗です。
その6 携帯電話シーギリヤロックの頂上からでも携帯の電波が届きます。この素晴らしさを誰かに伝えたい!と電話できます。
こんな情報役に立つのかなと思いましたが、”いつか誰かの役に立つかもしれない情報ブログ”なので載せてみました。