2014年11月2日日曜日

スリランカ人同士の喧嘩

メタボおっさんとお手伝いさん冷戦的喧嘩の話です。

始まりはメタボおっさんが何を思ったか「近い将来お手伝いさんいなくてもやっていけるよなっ。」とお手伝いさんの前でのうっかり発言。

何いってんですか。永久的にお手伝いさんが必要なのはあなたでしょ。

メタボは基本的にスリランカ料理、それもスリランカ人の作ったスリランカ料理を食べる。私が作った料理は何故か尻込みする。超超ちょーー保守的冒険心ゼロ。そのくせ外食や日本に行った時は和食大好き人間になる。すっごいすっごいヤなやつ!

お手伝いさんはメタボ発言にかなりムッとして静かにメタボを無視し始めた。メタボ用カレーもちょっと雑な味になってくる(見た目)。

メタボは私に愚痴る。「アイツ何で無視するんだよっ!!オレがその気になったらどうなるか見てろよっ!」

見てみたい。

 

メタボおっさんに、オーストラリア在住のメタボ姉(これまた超メタボ)がクリスマスプレゼントを送るから皆にリクエストを聞いてと指令が下った。

メタボはお手伝いさんに、「何にする?サングラスでいいよな?」 と話しかける。

お手伝いさんにサングラス?

お手伝いさんはまたもメタボを無視。そしてメタボが怒って私に愚痴る。「もうなんにも送ってもらわないからな!」

お手伝いさんもサングラスだったら何も貰わない方がいいだろうよ。

 

それから2週間位私を通して2人が会話する。お互い同じ部屋にもいないよう避ける。

メタボ→私 「コーヒーの砂糖入れ過ぎだって言ってきて」

→お手 「砂糖入れ過ぎだってさ。」

お手→私「ムッ。そんなことないです。いつもの通りです。」

→メタボ 「いつもの量だってさー。」

メタボ→私 「何っ?飲んでみろよっ。甘いだろっ!次からは砂糖半分にしろって言ってきて!」

→お手 「このままじゃメタボになるから砂糖半分に変更してくださいだって。」

お手 「エーカタマイ」(= だよねー)

 

こんな面倒臭いことやってらんないよー家の空気がよどんでくるなあ。どっちかが謝るか態度変えればいいのに。

周りに聞くと、やはりスリランカ人同士の喧嘩は、ねちっこくて長引くみたい。自分がなんで謝らなきゃいけないんだと頑固になるらしい。私も経験ありますが、ドタキャンとか貸したものを無くしたとか、絶対相手が悪いっていう時でも謝らないんだよねぇ。しかも逆ギレしてくる人も結構いるんだよ。謝れば済むことなのに。

スリランカ人の嫁姑戦争は日本人も背筋が凍るくらい激しいらしいですよ。棒でぶったり、宝石盗んだり、毒も盛るらしいです~。スリランカの母は息子を溺愛するからねぇ。え?私?私もお姑さん(メタボ母)いますが刃物や毒はさすがにないなあ。

 

さて、そんなこんなで2週間ほど経ち、メタボおっさんがニヤニヤしながら私に寄ってきた。

「お手伝いさん、今日態度コロッと変えて普通に話しかけて来たんだぜ。何なんだよなぁ。」

その夜はメタボ&お手伝いさんお互いが今まで言えずに溜めていたゴシップ&家族の近状を延々とおしゃべりしていた。メタボなんだか嬉しそうじゃん。2人共声でかい。

 

無視されてその気になったらどうなるかまだ見せてもらってないんですけどー。

 

ま、いいか。

 

ここで皆さん。なんでお手伝いさんがいきなり柔和作戦に出てきたかお分かりでしょうか。

 

それは、来週の休暇を1日多くして欲しかったからです。

 

そしてその作戦にまんまと引っかかるメタボおっさん。

「来週ちょっと長めに休暇あげるから。いいよね。」

 

あんなに悪口言ってたのが嘘のように仲が良くなった2人です。メタボおっさん用のカレーもバラエティーに富んできました。

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