なんだかワクワクして前日から準備した。遠足だよ~。わ~い。12月は比較的涼しい季節なので日差しはそんなに強くないです。アメと水筒持って2時間半歩きまわりましたヨ。
ワールドトレードセンターが建つコロンボ1のフォート(要塞)地区は港、軍隊、警察、銀行の重要な建物が多く、内戦中は立ち入り禁止地区にもなっていました。テロの標的地区でもあったので警察による身体検査をしないと入れない道路もありました。今は平和な時代になり開発が進んでいます。昔の貴重な建物が壊されないうちに見ておこう。
まずは最後の王様(だよね?)キャンディ王朝の王様と女王様が英国の捕虜になって収容されていた監房を見てきました。国家保存建築となってます。セイリンコビルの駐車場にポツンと建ってます。シンハラ王朝最後の王様は1年間コロンボに幽閉され、コロンボ港からインドの収容所へ連れて行かれました。その後収容所で亡くなったそうです。今日の遠足は悲しい場所からの出発です。
昔の建物をただ見るだけじゃつまらないのでクイズやったり、昔の写真を持って歩いてみましたよ。
ここはプレジデントハウス(現在は誰も住んでいない)。各時代の総督達の邸宅だったそうです。優雅な御殿ザマスわね。
まずはザ!クイズです。
Janathipathi Mawatha(President Street。大統領官邸前の通り。)は英国時代なんという名前の道路だったでしょうか?(3択)
- King Street
- Queen Street
- Kensington Street
チコチコチコチ~ン。
はい時間切れ~。
正解は 2.Queen Streetでした。
女王様の国ですからね。ちなみにコロンボ3にあるのはクイーンズロードです。
続いて第2問目!
そのプレジデントハウス前に建っているのは誰の像でしょうか~?(3択)
コロンボにお住まいの皆さまには馴染みのある名前ですねぇ。
- Sir Barnes
- Sir Rosmead
- Sir Wijerama
チコチコチコチーン。
はい時間切れ~。こりゃー難しいですね。
正解を見てみましょう。
ガーデン近くの門にいるこのお方です。
見えるかな。

正解は、1.Sir Barnesでしたー。
エドワード・バーンズ総督です。この国で初めて人口調査を行ったり、コロンボ・キャンディ間の道路を建設指示した人です。
お友達は2問とも不正解でした。あれ~?
ここは昔の経済・金融街のようです。チャータード銀行(今のスタンダードチャータード銀行)や中央郵便局など、今見ても圧倒される力強い建物でした。
郵便局は改修中。

スリランカに見えないよね。
この遠足では120年前の写真から、どれくらい同じ建物が残っているか探してみようという遊びもしました。
左に郵便局、右にプレジデントハウス、正面に時計台です。1890年代、125年前の写真と同じ場所はどこだー!です。
これは簡単に見つけられました。

あんまり変わってないよね。すごいね。
さてお次は難しいですぞ。 2人「これ、見つかるかなあ~?」
Baillie Streetです。今は名前が変わってムダリゲマーワタ。100年前の写真です。
お友達が「あれ!あったワ!」と指差したのは写真左奥の家。
あったーあったー。2人でキャーキャー言いながら写真を撮る。
そういえばここにはセーラーカラーの水兵さん達がたむろしているカデ(ローカルカフェ)がありました。昔の写真にも水兵さん写ってない?港と海軍本部が近いからだろうか。
しかしねえ、初めから終わりまでやたらとツアーガイドやスリーウィーラーの客引きが多くて辟易しました。しつこくはなかったけど角を曲がると「宝石~?コロンボガイド?」とうるさかったです。
この辺りはコロニアル廃墟ビルが多いです。絶対オバケいるよねぇ~~。
廃墟ビルなのか単に手入れしてないだけなのか。
2階は殆ど軍人さんの寮になってるみたい。草も生え放題。

おてんとうさまも私らのテンションも上がってきました。
続く!
0 件のコメント:
コメントを投稿