私の旦那(メタボおっさん)はキリスト教なのでクリスマスを盛大にお祝いするのかと思いきや、な~んにもしません。教会にも行きません。引っ越しして2年位たってやっと玄関近くにイエス様の小像を飾りました。私はそのくらいの無関心さでいいと思うのですが。
が、親戚たちにはえらく評判が悪いらしいです。
日曜日ぐらい教会のミサに行きなさいだとか復活際なのになんで教会行かないのとか。祈りなさいとか。
それに対するメタボおっさんの反論はいつもこれ。
「オレはいつも心のなかで祈ってるからいいんだよ!ジーザスは教会に行かなくても心の中にいるからいいんだ!」
うまい!ナイスな
祈ってるような様子は見たことないけどね。
スリランカ人としてはあるまじき宗教観を持つメタボおっさんとスーパーに行った時、スリランカ人女性がお酒を買っているところを見かけました。これはすごーく貴重な光景です。外国人女性はともかくスリランカ女性が酒屋にいるところはほぼありません。
50代くらいの身なりのきちんとした人でしたが、酒屋の店員と困った感じで問答していました。
野次馬ど根性ガエルのメタボおっさんは女性が帰った後、店員さんに「さっきの見てたけどなにがあったのよ~?」と近づく。そしたら
スリランカの法律では女性にお酒は売ってはいけないことになっているのだと!!
知ってましたかマダム!?
これ知ってたらスリランカ検定1級受かるよ!(検定ないけど。)
でもここからがズッコけるところ。
「法律では決まってるけど売っちゃう。断れないでショ。」
まあね。
それにこういう法律もちゃんと抜け道?がある。それがスリランカ。運転規則と同じ。法律で決まってるけどバレなきゃいいや。
この法律も、袋に入ったまま埃をかぶってるメタボおっさんの十字架と同じ境遇なのでしょう。
でも後でバレるとやばいのでレシートは渡さなかった、それで女性のお客さんとちょっともめたそうです。法律では子供、女性、聖職者には酒類を売ってはいけないんだって。スリランカにはこういった不平等や自由権を制約する法律をよく聞きます。
結構前だけど女性のミニスカート禁止法が提案されてたよ。もちろん採用されなかったけど。
日本国憲法では表現の自由や宗教の自由があるんだぞと声を上げてもここはスリランカなので黙って従うほうがいいでしょうね。
観光客や外国人女性は対象外なのか黙認なのか、普通に売っています。私も何の問題もなく買っています。
スリランカ女性は何かと大変だね。もっと平等な自由な社会になるといいね。
ということはお手伝いさんに「ビール買ってきて」と頼んじゃダメなはずなのに、メタボおっさんがお手伝いさんに「スーパーに行くならビール2本買って来て」と頼んでました。で、ちゃんと買ってきてレシートも持って帰ってきました。
本当に女性に販売禁止法令なんてあるのか、疑わしくなってきました。
もしかして酒屋さんの冗談なのかなあ。
0 件のコメント:
コメントを投稿