2018年4月25日水曜日

パオちゃん再登場するもダダコレー

いつもスリランカまみむメモをお読みいただきありがとうございます。

このブログは管理人メモ子がスリランカの日常をグダグダ書き綴るブログです。
モットーは、蓋開けて3日目の炭酸のような勢いでがんばる。

こんなブログに時折、活を入れてくれる頼もしい助っ人助さんがいるのです。パオちゃんといいます。(どっちが書いたのブログかは記事の下に表示される投稿者名でわかります。)
忙しいパオちゃんを私が半ば無理やり引きずり込んだ形なので、たまにしか書いてくれませんが、それがスリランカに住む人しか味わえない出来事!みたいで読みごたえがあるのです。

今回も久しぶりに書いてくれたのが交通違反で捕まったこと!!
やるね~。

でもパオちゃん肝心なところ書き忘れてたよ。


[数日前のメッセージ再現]

パオ (メモ子ちゃんまだブログやってるの?)
私 (やってますよぉ~。パオちゃんの枠まだとってあるからねー。)
パオ (今朝ダダコレー貰っちゃったからブログネタになると思って!)
私 ?????


さてここで問題です。
パオちゃんが交通違反でおまわりさんにつかまった時、もらったダダコレーとは何でしょうか?
三択です。


  1. 交通違反のキップ
  2. その時おまわりさんが食べてたスリランカのチューイングガム
  3. 交渉して見逃してもらうこと。語源は日本語で駄々をこねる。

チコチコチコチ~ン。


正解は1.交通違反のキップでした。

難しかったですね。

ダダは罰金、コラ(コレー)は紙という意味だそうです。


パオちゃんがダダコレー貰っちゃった記事はこちら。


パオちゃん交通違反でおまわりさんにつかまる の巻








2018年4月22日日曜日

交通違反!

今朝、ベースラインロードを運転していて、聞いていたラジオにちょっと気を取られていたみたいで交差点をすぎた時「あ、赤になってた」と思った次の瞬間、坂の下で待っていたポリスに「こっちおいで〜」と、手招きされてしまったよ。ああ。

「マダム、シンハラ語スピーキング?」「スピーキングだよ」「信号赤だったでしょ、とっても悪いことをしましたね」「仕事はしているの」「旦那さんの仕事はなに」「まったくスリランカ人なの?(←そんなわけないやん)」という会話になりました。ああ捕まっちゃった。

あきらかに赤信号だったし、これは500ルピーの罰金だなと感じたので無抵抗がヨシと思った。「うっかり気がつきませんでした〜」と大人しく反省したところ、「では罰金用紙を渡しますから待っててね」。

「おうちには使用人はいるの?」「え、なんで?」「ドライバーさんとか」「一応いるけど?」「おうちの使用人に、この用紙をもってシティポリスに行って罰金を支払ってもらいなさい。マダム、あなたはいっちゃだめだよ。女性だからね。使用人に行ってもらって」

あら心配してくれてるんだ〜。
ちなみにシティポリスはそんなに怖いところではありません。無愛想だけど普通に仕事してるし。女性がいっても大丈夫。
しかしこのポリス君は自分の職場のことを客観的にみて女性が行かない方がいいと思っているんだね・・。へえ。マダム扱いというのも丁寧。なんだかよくわからないけどな〜。


「シンハラ語も上手だしオヤーハリマホンダイ(とても良い人です
ねあなたは)」とポリスくんに褒めてもらったけど、新年早々に免許取り上げられて罰金用紙をもらって嬉しくもないわ!

ちなみにスリランカでは交通違反をしても減点になるということはないので少し安心です(点数制はない)。私の免許は更新もないので(永久免許)、次の更新で長い講習を受けるということもありません。罰金を払えばいいだけなのです!(ただし大変な違反をしたときは裁判所に行くことになります)


2018年4月20日金曜日

物乞い上級者に遭遇

この前もの最大級にびっくりした物乞いのことです。物乞いというか、たかり?

金曜の夜、私とメタボおっさんがスーパーマーケットに買い出しに出かけた時、

子供2人連れた男性(30代)がメタボおっさんに話しかけてきた。
男「あ!どうも!この前もスーパーいたね。元気かい、旦那。」
メタボ「あ...?どもー。」
男「実は、この前ヒルトンホテルのレストランに居たでしょう?おれ、ウェイターだったんだけど。選挙後にヒルトンホテルの仕事を辞めさせられてね。政治的な人事で上司からクビにされてさぁ。いま無職なんで、どこかいいとこないかな?」
メタボ「どこかあったら教えるよ!」
男「そうか!...実は子供の学費も払わなくちゃいけなくてお金なくて、ミルクパウダーを買ってくれないかな?」
メタボ「...いいよ。メモ子ちゃん、いいよね?」
私「えっ!?」
メタボ「いいって言っちゃったよ。今日だけだから、お願い。」
私「...」
男「ありがとう。じゃ、この箱」
私「1キロのミルクパウダー!?......今お金ないから小さい箱でいい?」

思いっきりカモにされました。これ転売してお金にするんだよ。最後の抵抗で渡す前に箱開けといた。転売しにくくなるように。

メタボおっさんの知り合い?ヒルトンホテル?全部嘘です。ヒルトンホテル行ってないし。見たことない人だし。選挙後の人事でウェイターが首になるんだったら全スリランカ人が無職だよ。
男と私達のやり取りは、男の子供達がずっと聞いてた。ニヤニヤしながら。心底悲しくなったよ。

メタボ「誰だろう?知らない人だったけど」
だからもうほんとやだこの人。



2018年4月17日火曜日

スリランカ旧正月 ご近所さんから

ツバ アルットゥ アウルダック ウェーバー 

シンハラ語で「あけましておめでとうございます」
アルットゥが新しい
アウルダックが年の
ツバ○○ウェーバーがおめでとう

手と手を合わせて言います。

言われた方はエセームウェーバーと返します。(同じく~みたいな意味かしらね)

ツバ○○ウェーバーの応用編。
クリスマスはナッタルの記事 から


ツバ~から後が言いにくいから、そのあとは早口でゴニョゴニョとごまかしちゃうんだけど結構通じるのですねー。スリジャヤワルダナプラ・コーッテも同じく。
あれ、ほんと言えないよね!
スリジャールダナ コーッテ。これもなんとか通じるよ。しゅーつしつと同じく流れるように言いなれた感じで!

ほとんど言う機会ないですけどね...。

さて!
旧正月は家でゴロゴロ。近所はほぼ90%以上シンハラ人なので(こりゃ爆竹うるさいかもね)と身構えていましたら、全然静か!前に住んでたところに比べて年齢層が高いので静かな正月です。うれし~。

お正月には近所や親戚同士でプレゼントや食べ物を交換し合います。私も大家さんと近所のおばあちゃん達から貰いました。
手作りの伝統的なスリランカお菓子とミルクライスです。

右上の白いクルクルしてるのは、かりんとうみたいで美味しかった!手作りは美味しいよ。いつもはお菓子は食べないけどこれだけはボリボリ食べた。





















別のおばあちゃん達からももらいました。
名前忘れちゃった。星形の薄い煎餅?は手作りなんだって。





















大家さんからはミルクライス。
お祝い事でよく食卓に上るスリランカ料理です。
赤いのは玉ねぎとチリとライムを混ぜたので、ミルクライスによく合います。
















お皿はクッキーとかバナナとかを載せて返します。空で返すのは失礼なんだって。







2018年4月10日火曜日

スリランカ正月は今週末。正月タイムテーブルがあるんです。

スリランカ正月(シンハラ・タミル正月)は4月14日土曜日です。

スリランカでは1月1日よりこっちの方が何倍も正月っぽいですね。
占星術の盛んなスリランカではお正月にも占星術でやることが分単位で決まってます。それは毎年変わるの。

***
と、ここに書いた正月時間思いっきり間違えていました。去年の時間書いちゃった。
読まれた方すみません。

***


10年以上いるうちの住み込みお手伝いさんはもう9日から田舎に帰ってます。
4月に入った途端、給与を前借りしてあちこちのバーゲンセールに繰り出しては家族への正月ギフト(衣服)を用意していました。

イベント大好きな彼女は今頃実家で大張り切りして、嫁さんと毎日喧嘩しているのでしょう。
あぁ容易に想像できる。

階下の大家さんには「そんなにお手伝いさんは甘やかしちゃだめよ。つけあがるから」って言われますが、言って(メタボおっさんにも)止められるような人ではないので、お土産に庭になってる果物のお土産を条件に、長めの休暇にしました。庭のマンゴとライムとパッションフルーツは無農薬で、本当に美味しいんだよ。

我が家はとっても静かになりました。無人のようだ。
我が家はスリランカ仏教徒ではないので至って普通の週末です。ジョギングしに行くかな。


2018年4月7日土曜日

物乞いについて考える

これは個人的な考えですので、かる~く読んでいただけると有難いです。

最近はあまり見かけなくなりましたが、スリランカには物乞いをする人達がいます。
地方や観光地ではみないけどコロンボの大きな道路や交差点ですね。

ある日トゥクトゥクで信号待ちをしていたら、松葉杖の若者が車の間をカップを差し出して歩き回っていました。危ないって?危ないけど信号が変わる前にはちゃんと歩道によけてるのよ。

マダムー、フード...ランチ...ベイビー...って言いながら人の目をジッと見つめて言われたら、皆さんならどうしますか。

前はよく10ルピーとか渡していたんだけど、なんかもやもやするんだよね。
で、そのもやもやする感情や、渡さないで無視したことに対する「私ってそんな無慈悲?嫌な奴?」っていう罪悪感がチクチクとしてくる。私はあげなかったけど隣の車や私のトゥクトゥク運転手さんがお金あげてることとかあって(こいつケチだな)って思われてるのかなとちょっと恥ずかしくなったり。

他の人には見向きもせず私の車に突進してくる人もいるんですねぇ。切断されて肘から上しかない人が首からカップぶら下げて車の窓叩いたり、腕を目の前に差し出されたりしてくると怖いよ~。

メタボおっさん(スリランカ人旦那)やお手伝いさんは、物乞いはビジネスだから気にするなとか、麻薬中毒者やアル中だからあげなくていいって言うんだけど。

たかが10ルピー20ルピーなのになんでこんなにモヤモヤするんだろう?あげてもあげなくてもすっきりしないのは、私が神経質?気にしすぎ?
スリランカにお住いの皆さん、物乞いに遭遇した皆さんどうですか?

働きたくても働けない人がいるんだからとか、政府が支援してくれないから生活できないからとかそんな意見もあると思いますが。お金じゃなくて物あげればとか?

どうして罪悪感を抱きつつもお金をあげたくないんだろう私、と考えていたらある日、すとんと納得しました。

日本では物乞いは軽犯罪法で禁止されているから。
すべての国民は勤労の権利を有し、義務を負う。
健全な公衆環境、感情を狙うものとして罰せられるのです。

ちなみに大道芸はパフォーマンスの代価を払う、托鉢は宗教の自由や他人に強制しないからと軽犯罪法には当たらないんだって。スリランカのバスに入り込んでくるタンバリン歌うおじさんはパフォーマンスってことで。

私が住んでるのはもちろん日本国憲法の範囲外なので、これをかざして物乞いは違法だとは言えませんし、スリランカにはそんな法律ないと思うので何の解決にもなりませんが、心のモヤモヤは何となく晴れました。嫌悪感の原因ね。

物乞いが違法の国で育ち、物乞いを寛容している国に住む。

嫌悪感と罪悪感が混じってしまいますが、目を伏せつつ軽く「ダメ」って首ふってます。たまにあげることもあります。でもこの前1ルピーコインしかなくて、あげたらすっごい嫌な顔された...。


物乞い以上のことや、路上でのひったくり、スリはないので比較的安全。
そう、スリランカは新聞紙押し付けてバックをひったくったり、裏道に連れ込まれて暴行ってのはあまり聞いたことがないです。


メモ子 村人になりました。