毎年7月または8月に行なわれ、今年は8月。8月のポヤデーはニキニポーヤという名前ですが、7月のポヤデーであるエサラポーヤからとってエサラペラヘラと呼ばれています。
敬虔な仏教徒が国民の7割を占めるこの国で、仏陀の歯を奉納しているキャンディ市のダラダマリガワ寺院が年に一度お寺の外に持ち出して一般開放する仏陀の歯と、
それを守るように崇めながら行進するド派手な象と踊り子達、ドンゴドンゴピィヒャラ賑やかな太鼓や笛の音。
キャンディ市のペラヘラ祭りはスリランカで一番有名で一番盛り上がるお祭りです。

写真 http://daladamaligawa.org/sarnacki.album.htm
ペラヘラというのはシンハラ語で行進という意味です。その名のとおり毎晩キャンディの街を象さんとダンサーが行進して行きます。
紀元前3世紀から続く雨乞い祈祷、そして4世紀にインドから持ってきた仏陀の歯の祀り、2つの意味を持つ行進です。

写真 http://en.wikipedia.org/wiki/Esala_Perahera
夕方から始まる伝統的なキャンディアンダンスや火使いダンス、電飾マントを着飾った象の行進は何とも幻想的です。
仏陀の歯を奉納した箱を乗せた象はペラヘラの見どころの1つではないでしょうか。ペラヘラのために特別に選ばれた象さん達だそうです。名誉職です。

写真 http://en.wikipedia.org/wiki/Esala_Perahera
ダラダマリガワ寺院のホームページではエサラペラヘラのスケジュールが確認できます。
去年はライブ配信があったのですが今年はまだなにも告知されていません。
リンク Dalada Maligawa(http://sridaladamaligawa.lk)ホームページ
私はキャンディのエサラペラヘラを見に行ったことがないのですが、見物席はチケット制らしいです。
ブラブラと歩道を歩きながら見てみようということは難しいらしいです。どこも思いっきり人があふれているらしい。
でもペラヘラ(行進)で一箇所にとどまることはないから穴場の道で見れるかもしれません。人混みは苦手なので毎年テレビの生中継を見てます。
まわりのスリランカ人も口を揃えて「テレビの生中継で十分だよ~。1回見れば十分じゃん?」といいます。てことは1回はこの目で見とけってことね。
この目でペラヘラをぜひ見たいという方はパッケージツアーでいくのが確かで手っ取り早いと思いますが、チケットをネット販売している旅行会社もありました。
リンク kandyperaherabooking.com
まだ席は残っていますねー。クイーンズホテルとピザハットに用意されている席が一番高い、ということはよく見えるのでしょうね。
それにしても105ドルって高い。これが相場なのかな。
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