7月にコロンボででアーユルヴェーダ展が開かれました。
もしスリランカ人と連想ゲームをするとこうなるでしょう。
私 「アーユルヴェーダ!」
相手 「ホスピタル!」
スリランカではアーユルヴェーダは民間の伝統医療のことなのです。それだけでなくとっても奥が深いのです。
まあ、そんなことはどうでもいいから(よくないけど)、行ってみようよと行って来ました。
はい、ここが入り口です。


「ようこそ各国の代表者の皆様 Welcome Foreign Delegates」
もちろん一般スリランカ人も私も誰でも入れます。そしてこんな大々的に書いてますが来場者はほぼスリランカ人。
入場料は20ルピー。
中に入ると各地方のアーユルヴェーダ機関がずらり。正面にはひときわ目立つスリランカ民間伝統医学省の展示です。

アーユルヴェーダで使う材料がずらりと。米、豆、胡椒、ターメリックなどなじみのあるものばかり。


これはお芋。
ちょっとは洗えー
アーユルヴェーダは日本ではマッサージやエステってイメージが強いですが、スリランカでは食事や薬など生活そのものがアーユルヴェーダ。
大雑把にいうとスリランカカレーもアーユルヴェーダ。
腹痛でライムジュースを飲むのもアーユルヴェーダ?(参照:
スリランカで風邪を引いたよ)
アーユルヴェーダ専門家ではないからウンチクにボロが出ないうちに次行こう。
隣にはスリランカのアーユルヴェーダ治療方(メディカル)の模型がありました。
ロングハットを使った治療法。頭の上の筒にオイルを入れたりするんだそうです。

体の毒素をヒルに吸わせる治療法。ギエ。

排泄治療法(ちゃんとウン*も作ってあるよ)。
製作者の熱意がひしひしと伝わってきます。妙にリアルな模型。

ゲロゲロ治療。(さすがにこれは白い)

そしてハーブ風呂。

スリランカ人が「アーユルヴェーダの治療は痛いのよー」っと言ってたのが今やっと納得。
他のところでは実際の治療道具が展示されていました。

ヒル。ジャムの瓶にポイと入れて置いてあるだけ。

ヒルでは物足りなかったのでしょうか。蛇やコブラで客寄せします。


檻をつついてコブラをシャーッ!っと怒らせる人多し。
怖いもの知らずのスリランカ人。
コブラより こわい妻が 家で待つ
なーんて。
蛇とヒルを展示していたのはスリランカテレコムでした。分厚いイエローページも無料でもらえます。イエローページには特別にアーユルヴェーダページが設けられていて各専門医の連絡先まで載っています。
アーユルヴェーダ展ってこんなオドロしいものばかりではなく、きれいな展示もありました。無料医療相談や占星術(アストロジー)も大盛況。

これは占星術のカウンター。
綺麗でなんだかホッとする。これはオイルの種類。後ろには綺麗な原料の草木も。

アーユルヴェーダの風邪薬パスパングワも2つ購入。

次はウキウキ編です。
良質のスドゥハンドゥン(サンンダルウッドのパウダー)は見つかるかな。