2013年8月9日金曜日

スリランカ人の皆さま、こういう時は怒らないのですか?

車の中で聞いていたラジオ番組でね、DJが誕生日の人にいたずら電話をかけて楽しむっていう企画。

たとえば自営業の人にあれこれ大量注文して、騙されているがこりゃ無理だよーって言ったところで
実は私たち、**FMなんですー。お誕生日おめでとうー。ニマールとイシニーからもお誕生日おめでとうのメッセージでーす。アハハー。

ニマールとイシニーが応募したびっくり誕生日いたずら電話企画。


5分くらい偽名で話して、で相手は100%騙されてるんだよ。
「え?あーっ?**FM?あー、ありがとうー。アハハー」
って。


女の子も、知らない人(DJ)からの電話ナンパに「エヘー。これからラガマ(町の名前)に買い物に行くのー。ウフフ」
とかね。

こんな感じ。シンハラ語にはあまり自信がないので後から訳してもらいました。

DJ男 「あ、ニリカー?ニリカーでしょ?」
ニリカ 「えー、そうよー。だれー?」
DJ男 「ニマールの友達なんだけどさー。今どこいるの?」
ニリカ 「いま、家にいるのー。」
DJ男 「ア~ハ~(これは英語で相槌を打つ)。今日はかわいいニリカーはどこに行くのかなー?」
ニリカ 「ええ~ん?うふふー。ラガマに買い物に行く準備してるのよー。」 (ちょっとは疑えー。)
DJ男 「君にはピンクのブラウスが似合うから僕が買ってあげようか?」
ニリカ 「ア~ポ~ (シンハラ語でうわぁ~ヤダーの意)。あなただれなのよー? あははー。」
DJ男 「ボクも今日は仕事がないから待ち合わせてもいいかなー。ランチ一緒に食べようよー」
ニリカ 「えー。ウフフー。え~。ウフフ。だってお母さんと行くしー。」(ここまで釣られるところが悲しい)

こんな感じでナンパ電話が続き、業を煮やした?DJ女が
D女 「ニリカー?お誕生日おめでとうー。こちらは**FMでーす。」と暴露。
ニリカ 「え?あなただーれー? えぇ?**FM?なんでー?誕生日?あ?おめでとう?ありがとう?アイヨーッ!(シンハラ語でうわぁ~ヤダーの意)」


私は聞いててイライライライラしたよ。
リスナーは騙されて怒らないの?(怒ってもしょうがないけど)
聞いてるみんなも笑ってるし。私もちょっと笑っちゃったけど。
こういう悪のりをスリランカ人はジョークと呼ぶんだ・・・。
こういうジョークには怒らないんだ・・・。

どうですかね、こういう電話がかかってきたら。
「カーギルススーパーマーケットです。今月の100万ルピーキャンペーンでみごと当選しました。おめでとうございます。どうですか今の気持ちは」
で、その後「なーんちゃって。アハアハアハハ。ひゅーっ!誕生日おめでとーう!**FMでーす!お友達のヨシコさんからおめでとうのメッセージでーす。今あなたが話していた相手はDJ**だよー。」
私だったら速攻で電話切っちゃうと思います。

実際スリランカでは、こういうウソというか騙しジョークが日常でもよくあるんだよ。

お手伝いさんなんか「今日ご飯何も作ってないからね。」と涼しい顔して言ってくるから、体調悪いのかな、機嫌悪いのかなと気にして「いーよー。私が作るから」と台所に行くとちゃんと用意してあるの。しかもちょっと手の込んだ料理を。
なんなんだよ?
「わー、ヤダー。こんな豪華なの作ってあるじゃんー。さすがー」
と言えばいいのかしら。
すっごい調子が良くて機嫌が良い時なら言えるけどさぁ。こういうのがよくある。

私  「頼んどいた物だけど手に入った?」
相手 「あー、なかった。」
私  「そっか・・・。いいよ、気にしないでね。」
相手  2分後「はいっ!どーぞ!」と目の前にその物を差し出す。


私A「わぁー。実は手に入ったのねー。うれしいっ!サプラーイズ!」
私B「なぜウソをつく?・・・ムカッ。」

1年に1回位なら私Aだけど、スリランカ人みたいに心が広くないから私Bです。

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